恐い話し 第6弾  (P−2)

刑事ドラマではありませんが・・・
事件は現場で起きている(P−2)
は,交通誘導員の話し
          明日は、(P−1)
このシリーズは
ほんの一部の間で、世界的に好評な恐い話シリーズです。


工事現場(建設・土木・道路)でよく見かける、交通誘導員て何だろう?

調べて見ると、行政の「書類上の言い訳」的な実態が浮かんできた。
つまり、工事に当たって充分に安全を確保するために、「これこれの交通誘導員を配置いたします」的な書類上の整備が、最優先される。
それで、行政は「安全策がなされている」と判断し工事を許可する。
その交通誘導員だが、何の資格も要らない、また何の権限もない、したがってその資質にかなりのバラツキがある。
内幕を言うと、中小の警備会社も多く、採用されると、4日間くらいの「即席講習」で現場に出ている。
この時点で、まだ熟練者が同行していればまだ良いが、規模が小さいといきなり単独で現場に出る。
この講習関係だが、警備会社の社内的なもの以外では、建設業協会主催の「安全講習会」などもあるが、それには代表参加で、現場の誘導員が参加するものではない。
誘導の内幕であるが、指導ではなく「お願い」ということになっている。
したがって、その立場の土台は無いに等しい。
しかし、たとえ今日から初現場の者でも、制服を着ている。
それが、誘導すれば一般人は信じてしまう。
交差点で、双方にゴウサインを出し、それを信じて事故の要因を作ったケースは多いが、交通法規上は運転者(当事者)双方の注意責任で、誘導員には責任は無い。(*民事上は別、ただしいざとなると話し合いは厄介)

現場を見れば一目瞭然である。
時には人身や人命かかわる可能性を秘める仕事にしては、誘導している本人が、不安そうで頼りなげである。
この、中途半端な状態で事故が多発している(*近頃多発している・の協会文書存在する)のに、「法令法規がこうなっている」で、問題意識を、途切れさせてよいのか?
誘導される方も、「信じられない相手」に誘導されるのはたまったものでは無いのだ。

一刻も早い、法整備をきたいする。
まさか、「業界及び政界の抵抗勢力などは、あるまい」と思うが・・・・
今日もどこかで、起こりうる恐ろしい話しである。


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恐い話し  第六弾 (P−3)

刑事ドラマではありませんが・・・
事件は現場で起きている(P−3)
は,小さな魔の交差点の話し
          明日は、(P−2)
このシリーズは
ほんの一部の間で、世界的に好評な恐い話シリーズです。


私の家の近くに、何とも奇妙な交差点が存在する。
まぁ、人によっては「そう言う交差点もある」と肯定して、終わりの話ではある。
だが、すごく危険なのだ。
幸い今のところ大事故には結びついてはいないが、小さい事故はしょっちゅうある。
ほとんどが、当事者間で処理するから表面化しないだけだ。
その交差点はというと、一方は、合併前の村のメインストリートで、準幹線道路なのだが、
片側一車線の両側通行で、通行量はかなりのものである。
それに交差する道路が問題で、角度25度くらいの鋭角に到達し、交差した先は見事に90度の直角に直って続いている。
信号機を設置するほどの交差点では無いので、
カーブミラーが設置されているが、直角交差側に規定通り設置すると、鋭角側で一旦停車した車からは、ミラーの絵は見えない。
おのずと、見える位置まで車を前進させると
頭半分出てしまう。
これでは、直進車もたまらない。
ここまでなら、該当する道路は多々あるだろう。
しかしこの危険は、行政がしっかりしていれば防げたのだ。
それは、建築許可の問題である。
鋭角の角地にあった家は、十数年前に新築されて、大きく視界を妨げている。
この建築の時点で、安全目的で町内役員が地続きの官有地を引き換えに角を削るように提案していた。
都市計画課は、何をしていたのか?
現場を見なかったのか、個人一家族との交渉の面倒を避けたのか、建築申請はそのまま許可となり、隣接の官有地はその家の住民の無料の駐車用地となっている。

これは、チャンスがありながら、行政が怠慢の中で住民を危険にさらす、恐い話しである。


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恐い話し   第6弾の(P−4)

刑事ドラマではありませんが・・・
事件は現場で起きている(P−4)
は,解体現場の話し
          明日は、(P−3)
このシリーズは
ほんの一部の間で、世界的に好評な恐い話シリーズです。


ある年、富士の見えるある地方都市のメインストリートで、デパート跡のビル解体工事が始った。
裏側の建物はあらかた取り崩され、いよいよ表側が壊される段階に入った。
その最中に事故は起きた。
車をペシャンコにするほどの大きく重い外壁の塊がなんとメインストリート側に倒れ落ちたのだ。
運悪く、通行中の母子が乗った車に落ち、帰らぬ人となった。
工事は直ちに中止となり、当事者、責任者は逮捕された。
当然過失致死が問われるのだが、それは当たり前で、「別の角度から」何が起きたのか考えたい。

事故から約二年、工事関係者が逮捕された。
実質的に、「無届工事だった」と言う。
つまり、届出とその許可が下りる前に、工事を進めていたと言う。
これは勿論犯罪であるが、工事関係者だけのところで責任追及を止め、これを許す行政の有り方について、誰も言及しないのはおかしい。
つまり、役人は普段の作業で許可前に「現場を見てはいない」か、見切りの工事開始を「黙認」した疑いが有るがある。
これは、行政担当者の怠慢である。
単純な話し、危険を伴う大工事なら、認可前にかならず現場に行けば、許可前から見切り開始をして「人命を失うこと」は、無かったかもしれない。
「どうせ、見に来ない」との風潮は、誰が育てたのか?
書類が整っていれば、現場確認もしないで、OKにする、長年のやり方は、ここにもあった。

その後現場跡に、「たたずむ母子の姿を見かけた」と言う噂もある。


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恐い話し  第五弾 その(1)

原因不明の癌の話
ほんの一部で、世界的に好評な恐い話シリーズです。

もう五年ほど前のことだが、妻の弟が若くして死んだ。
 享年四十八歳の働き盛りだった。
 死因は十二指腸癌(がん)で、三年間闘病生活を送り、二度の大手術の甲斐も無く、旅立ったのだ。
 これは事件である。
 世間ではただの病死でも、少なくとも、我が家にとっては大事件なのだ。
 それから数年の間に、妻の比較的身内に近い親戚が、バタバタと亡くなって、私は「おやっ。」と思った。
 妻はその悲報に接するたびに、ひどく悲しんで、その若さを惜しんだ。
 「私の身内ばかり、何でこんなに続くの。」
 いまどき五十歳前は、いかにも若い。
 いずれも癌による病死で、そのときは「家系に癌の系統でもあるのか。」と思ったが、それにしては、正直今までのデーターとは合わない。
 たとえば妻の両親は長生きで、父は八十歳、
母は百歳近く生きて、その祖父も八十歳くらいまで長生きしていると聞いている。
 ありがたいことに、妻の兄弟も上の方は健在で、とても癌の家系とは思えない。
 それが妻の、弟、いとこ、いとこ、甥っ子と、立て続けである。
共通点は、みな戦後生まれという事実だが、その線で行くと、私の愛妻も危ない。
 いずれにしても、人口もそう多くない(妻の実家の町全域で、千五百戸、四千五百人あまり)漁師町にしては、数字としては多すぎる。
 傍から私が見ても、妻の血縁の若手に、この変事が集中しすぎている感が、大いにあった。

        下の その(2)に続く


小説を書いています。
ペンネームは、未来狂冗談(みらくる じょうだん)と申します。
詳しくは下記HPを、御参照ください。
「ODNの間」

恐い話   第五弾  その(2)

上の続き

 一連の病死で、最後に亡くなったのは、私の妻の甥っ子(妻の次兄の子)で、まだ三十代なかばの若さだった。
 若い妻と小さな子供二人を残しての、旅立ちだった。
 スキルス癌というやつで、発見したときには手遅れという「たちの悪い」病だ。
 まったく予告無しに、それを伝える電話が来たとき、「うそでしょう。」と、妻は耳を疑ったくらいだ。
 「こんなこと、冗談で言えるか。」と言われて、妻は絶句した。
 それほど「突然」のことだった。

 ただ私は、結婚後三十年間、今まで癌病の事例を妻の身内から聞かないですごして来ただけに、何らかの「後発の要因」があるような気がして、不安だった。
よくよく聞くとその町では、妻の身内を問わず、若い人の癌の発症例が多かった。
年寄りに無いとすると、成長期の「食生活か、水」である。

私は「水」を疑っているが、科学者では無いので、何とも言えない。
せめて、水道水の「生」だけは飲まないで欲しいが、小中学校では現在充分な対応はしていない。
おそらく、地域によって格差はあるだろうが、水道水は結構怪しい。
しかし、対策と成ると、二の足を踏む大問題である。
したがって、「あまり触れない」ことになるのではないか?
小学校では水筒持参もあるが、小さい水筒で体育時間後は間に合わない。
水道水を「がぶ飲み」となる。
中学校では水筒も持参してはい無い。

  この話は、自作小説の一部を使用しています。

  HPは「冗談の部屋」
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恐い話 第4弾

今日初めて「はてな」の日記を開設した。
まだ、テーマを何にするかも、決めかねているが、とりあえず、HPで評価があった「恐い話シリーズ」を、ここのメインに考えてみょうかとおもう。


恐い話 第4弾
は、超短編ミステリー小説
ほんの一部の人たちの間で、世界的に好評な恐い話シリーズです。

「夫婦愛殺人事件」

「警部、奥さんの話ですと、こちらのご主人は、朝八時頃に苦しみだしたそうです。」
「何、朝の八時、で、他に目撃者は?」
「それが、奥さんだけでして・・・」
「すると、現場にはずーと奥さんだけか?それで、夫婦仲は?」
「近所の聞き込みでは、すごく仲はよかったようで・・・」
「すると、奥さんには動機は無い。」

事情聴取によって、昨日の夫婦の行動が、明らかになった。
「私は、昨日はいつものように夕方の五時頃から夕飯を作って、主人の帰りをまっていました。」
「食事は、ご一緒でしたか?」
「いえ、主人の帰りが遅いので、先にすませました。」
「ご主人は、何時に帰宅されました。」
「それが・・お友達に捕まったとかで、今朝の一時頃でした。」
「それだ、その食事だ、間違いない。」
「えっ、それなら同じものをたべましたが。」
「そうですよ警部・・・」
「違う、この家の暖かさ・・・奥さん暖房よく効いてるね。」
「ええ、北海道の住宅はあたたかいですよ。」
「警部、犯人は・・」
「時間が、犯人だよ。」
「時間・・・ですか?なんか、ちっとも解らん。」
「経時変化(時と伴に変化する)と言うやっだよ。」
「あのー、刑事は私ですが。」
「刑事と違う、経時じゃ。つまり、安全な食事でも、病原細菌は付いておる。それが、暖かい所に長く置くと増殖する。ちょうど夜中の一時頃に、危険な細菌量に達していた。奥さんが無事で、旦那だけなくなったのは、そのせいだ。」
「でも、食中毒って、冬は無いはずでは・・」
「今は、家の中が暖かいから、年中ある。昔の常識は、つうじないのだ。」
「つまり、いつ帰宅してもすぐ食べれるようにした奥さんの愛情が、仇に・・・」
「奥さん、支度した食事、一部再加熱しなかったでしょう?」
「ええ、ステーキにつけた添え物のキャベツ、サラダ、そう言えば皿に載せたままでした。」
「それだ、仕出し弁当なども、日当たりの良い後部フロントに長く置くと、冬でも危ない。」
「よほどでないと、食べて七時間ほどで病原性細菌が体内で育ち、中毒症状になる。」

「事件は解決したが・・後味が悪い事件だった。」
「主婦は、いがいと知らない。」

 ご注意 あくまでも、小説で、衛生管理がテーマです。
夫の殺し方、完全犯罪の方法ではありませんので、実用は禁止です。

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