恐い話し  第六弾 (P−3)

刑事ドラマではありませんが・・・
事件は現場で起きている(P−3)
は,小さな魔の交差点の話し
          明日は、(P−2)
このシリーズは
ほんの一部の間で、世界的に好評な恐い話シリーズです。


私の家の近くに、何とも奇妙な交差点が存在する。
まぁ、人によっては「そう言う交差点もある」と肯定して、終わりの話ではある。
だが、すごく危険なのだ。
幸い今のところ大事故には結びついてはいないが、小さい事故はしょっちゅうある。
ほとんどが、当事者間で処理するから表面化しないだけだ。
その交差点はというと、一方は、合併前の村のメインストリートで、準幹線道路なのだが、
片側一車線の両側通行で、通行量はかなりのものである。
それに交差する道路が問題で、角度25度くらいの鋭角に到達し、交差した先は見事に90度の直角に直って続いている。
信号機を設置するほどの交差点では無いので、
カーブミラーが設置されているが、直角交差側に規定通り設置すると、鋭角側で一旦停車した車からは、ミラーの絵は見えない。
おのずと、見える位置まで車を前進させると
頭半分出てしまう。
これでは、直進車もたまらない。
ここまでなら、該当する道路は多々あるだろう。
しかしこの危険は、行政がしっかりしていれば防げたのだ。
それは、建築許可の問題である。
鋭角の角地にあった家は、十数年前に新築されて、大きく視界を妨げている。
この建築の時点で、安全目的で町内役員が地続きの官有地を引き換えに角を削るように提案していた。
都市計画課は、何をしていたのか?
現場を見なかったのか、個人一家族との交渉の面倒を避けたのか、建築申請はそのまま許可となり、隣接の官有地はその家の住民の無料の駐車用地となっている。

これは、チャンスがありながら、行政が怠慢の中で住民を危険にさらす、恐い話しである。


HP名は、「冗談の部屋」
 自作小説の案内 その他(日記・コラム)
*アドレス
 http://mypage.odn.ne.jp/home/jiyoudan
    是非覗いてください。